これももう何年も前に作ったもの。
初めて作ったグラニー系バッグです。
数年間使っているので、作りたての時よりちょっとくたびれたかな?と思いましたが、
ほんの少し残っている端切れと色を比べたらそれほどでもなかったので、夏の間に洗って、写真を撮りました。
作ってすぐ使い始めてしまったので、画像が一枚もなかったんです。
古くなる前に撮っておくことができて良かった。
ブログを書いているおかげですね。
この生地、とてもあたたかみのあるくすみピンクが気に入って、初めて買ったキルトゲイトの生地でした。
大きな薔薇の柄も初めて・・・
(あ、30cm以下の端切れで、失敗が怖くて使えずにいる大輪の薔薇柄があったっけ。笑)
ともあれ、実際に使った初めての大きめの花柄でした。
綿麻生地で、しっかりした厚みがあります。
これで座布団カバーやコタツカバーなど、大きなものをいくつも作ったのですが、座布団カバーを使い始めてすぐ、ものすごく色落ちしやすいことがわかりました。
色落ちといっても、他のものに移ることはなかったのですが、接触すると色がどんどん薄くなっていってしまうんです。
なので残念なことに、毎日座っていた座布団カバーは、ワンシーズンで色褪せてしまいました。
幸いこのバッグは、それほど表面を触る必要がないせいか、数年経ってもまだきれいでいてくれて嬉しい。
持ち手と裏はこげ茶のオックス生地。
アウトレットファブリックスさんの生地なので、安価なのにとても良質でしっかりしています。
(ご存知の方も多いと思いますが、一応。
こんな名前ですが、アウトレットもののお店じゃないんです。
品質もお店の人の対応も素晴らしい、お勧めのお店です。)
型紙は LUU さんの「まあるいミニグラニーバッグ」を使わせていただきました。
作ってから何年も経っているので、詳しく覚えていないのですが、たしか底のフォルムは型紙をそのまま使って、底以外はかなり変えています。
型紙よりだいぶ幅が大きいと思いますし、持ち手の位置や深さなども違います。
でも、バッグづくりの経験がほとんどなくて、仕上がりを実際的に予測することができないのに、自己流で大きな変更をすると、
使えないものが出来上がる危険があるな、と、作り終わってから実感。
使えないとまではいきませんでしたが、ものをたくさん入れると口が開いてバランスが悪くなってしまうことが、実際に使ってみてわかったのです。
なので、丸みのある底の形に反して、あまりたくさん入らないバッグになってしまいました。
内側にあとから留め具もつけましたが、結局、いっぱい入るグラニーバッグというより、見た目も容量も、ちょっとふっくらしたショルダーバッグという感じです。
でもまあ、この時はそういう形が作りたかったので、まあいいか、と。
使えないほどの大失敗にならなくてよかった。笑
容量が思ったより少なめでも、ちょっとそこまでの買い物の時などに、気に入って使っています。
中には厚めのキルト芯を入れています。
キルト芯もこの時初めて使ったので、綿麻、厚手キルト芯、オックス、と、全部厚い生地なのに、ちゃんと縫えるだろうか、とおそるおそるだったのを覚えていますが、
厚みに苦労した部分があった以外は、硬さは案外大丈夫でした。
ミシンってほんとにすごい。
そうそう、こういう形にしてみたかったんですよね。
丸いのに平べったいというか。笑
うん、そういう意味ではちゃんと実現できてよかった。笑
10代20代の頃にしていたような、ひとつの大きなバッグに大量に荷物を入れて、それを全部片方の肩にかける、というようなことはせず、
荷物が多くなる時には二つ目のバッグを持つようにしているし、そんなにたくさん入らなくても、結果、それほど困りませんでした。
ひとつだけ…
このバッグ、最初は薔薇の色と同系色の、淡いくすみローズピンクの、細いビロードのリボンを蝶結びにして、中央に下げていたんです。
絶妙な色でとても気に入っていたのに、外国製だったためか、あっという間に色あせてしまいました。
最初からリボンありのデザインを思い浮かべて作ったため、リボンを取り去ってからは何となく物足りなくて、
何かいいワンポイントがないかと、いまだに時々考えてしまいます。
柄が大きめなので、何も飾りがなくても十分だし、
下手に何かつけて、やっぱりつけない方が良かった、でももう縫い目がついてしまって取れない☆となるのは怖いので、
実際にはワンポイントを縫いつける気はないのだけれど・・・
いつもちょっとだけ寂しいような気がするんですよね。
こげ茶のリボンをつけてみようかな。
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※使用した型紙での、LUU さんのバッグ作成動画を貼っておきますね。
LUU さんの見事な職人技を見ていると、うっとりしていつまでも眺めていたくなります。
#バッグ
#綿麻 #オックス
#花柄 #薔薇
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