初めて知った「斑点米」のおいしさ ~ 米騒動2

2024年9月16日月曜日

想定の法則 日々のできごと

青空に揺れるみごとに実った稲穂




前回の続きです。




そしてもうひとつ、
私にとっては今回初めて知った良いことがありました。


購入したお米の、どちらの出品者さんも、

「黒い傷があるお米が少し混じっているかも。
もし気になったら取り除いてください」


と書いてくれていたのですが、

両方とも、特に新米の方に、
かなり黒や茶色の傷のあるお米が入っていたのです。


今まで見たことがないくらいあちこちに混じっていたので、

これはそのまま食べてもいいのか? 
と迷い、調べてみたところ、


減農薬のお米を販売しているサイトの記事に、

とありました。


‥✼‥┈┈‥✼‥

(それらの斑点は)

「カメムシがお米の養分を吸った跡なのです。

斑点米が混じると見た目が悪くなるので、
市販されている普通栽培のお米では
大量の農薬を使用してカメムシを駆除します。」


「虫がお米の養分を吸っただけですので、
健康への悪影響は全くございません。

有機JAS米・無農薬米・減農薬米であることの証明ですので、

安心してお召し上がりください!」


‥✼‥┈┈‥✼‥


そうなんだ、なるほどカメムシ、うんっ・・・

(一瞬たじろくが、
その程度で怯む現代人の感覚がおかしいんだよね、と気を立て直す。笑)


どちらの農家も家族と親戚が食べるお米を、
できるだけ農薬を使わずに作っているってことなんだね。

カメムシみたいな小さな生き物が食べても、
大丈夫生きていられる安全なお米。


いいな、
日本中のお米が、こういうお米になったらいいなあ。



実際、私は雑穀を少し入れてご飯を炊いているので、

斑点米が混じっていても、
炊いたら全くわからず、

味も甘くてもちもちで、最高でした。


奈良のも徳島のも、
減農薬のお米って、本当においしいのね。


個人的には、白米だけで炊いても
そんなに気になるとは思えません。

慣れの問題だけだと思う。


斑点米のようにパッと見た時、
ちょっと見かけが悪くても、

より安全でおいしいお米や野菜が
当たり前にスーパーにあって、

消費者が選べるようになったらいいなと思います。


‥✼‥┈┈‥✼‥


図らずも今回の騒動のおかげで、
例年より一足早く新米を食べることもできたし、

今まで食べたことのない土地産&銘柄のお米が、食べられちゃったなあ。


どんな綺麗な景色の水田でできたのだろう、
と想像するのも楽しかった。




すくすくと実った夏の稲穂と青空




そして今日(9/15)、ニュースでも
新米がスーパーに並び始めた報道があったよう。

お米はちゃんとあるから、安心するようにと。


テレビは現実やネットより遅いし、
情報が正確とも限らないものだけれど、

いまだに影響力大だから、
こうした報道を繰り返せば、鎮静化に効果がありそう。


実際にネット上でも流通が回復し始めていて、
お店で新米が注文できるようになり、

フリマサイトでは古米の値段が下がってきています。


来月またお米を買う時には、今まで通り
普通にスーパーやネット店で買えそうで、ホッ。

これを機に、減農薬のお米を
地元のお米屋さんで探してみるのもいいかも。


値段も、だんだん落ち着いてくるといいな。



流言に踊らされて大量に古米を買い込んだ人たちも、

そうした行動の悪影響に、
気づくといいなと思います。


社会への影響を置いて、個人的なことだけ考えても、

いつ精米したかわからないようなお米をずっと食べ続けるなんて、

ましてや新米が出てるのに、
私だったら絶対嫌だなあ…笑


テレビや外部の情報操作に躍らされないで、

もっと世界(自分の宇宙)を
信頼したいね。




お椀に盛られて湯気が上る炊き立ての新米









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