7月の Sewing works 、その4。
もうかなり前に作った、
青い小花柄の手提げバッグ。
マチを大きめにしたので、
長財布とハンカチ、ティッシュ、鍵、
いつも持ち歩いているデジカメ、携帯、
小さくたたんだエコバッグ、グロスと鏡、
くらいは全部入り、
ちょっとそこまで買い物に出かける時には、
ちょうど良い便利な大きさです。
とても気に入っていて、夏になるたびに使っていたので、
いつの間にか、
手提げ部分が色褪せて黄ばんできていました。
薄手の綿生地に厚手の接着芯を貼って作ったので、
洗うことは想定していなかったけれど、
持ち手以外はあまり汚れもなかったし、
ダメ元で洗ってみたところ、
意外にも、しわも残らず、色落ちもせず、
問題は古びた持ち手だけ。
なので、持ち手を直してみることにしました。
といっても、口を開いて取り替えるのは無理
(仕上がりが綺麗にならない)と思ったので、
一番無難で簡単だと思った方法、
同じ色の生地で上からくるむことに。
実は直す前の写真を撮っておかなかったため、
上の2枚も含め、画像は全部 直した後のものです。
どうかな、濃い色ということもあって、
言われなければ補修してると気づかないよね?
(手芸が趣味の人に、よく観察されたら別かもしれないけど。笑)
ショルダーバッグばかり使って来て、
こういうタイプの手提げはあまり使ったことがなかったため、
布の持ち手がどれくらい汚れるかも全然わかっていなかったし、
濃い色なら汚れが目立ちにくいとは限らず、
逆に褪せや汚れが目立つ色もあることも、
このバッグを使ってみて、よくわかりました。
幸い、ほぼ同じ色に見える生地が手に入ったので、
ほんの少し太い持ち手を
もう一組作るように生地をカットし、
両端を内側に縫ったうえで、
持ち手をくるむようにして、
ミシンで上から縫いつけていきました。
かなり慎重に仮止めしてから縫ったのに、
平たい状態と違い、いざ縫うとかなり生地がズレやすく、
長さもこころもち短くなってしまったりと、
思ったより手間がかかって難しかったです。
ぴったり被せようと試行錯誤しすぎて、
アイロンでつけた線がぼやけたりしたのも大きいかも。
アイロン、大切だよね・・・
仕上がりにすごく響くもの。
やり直さなかった自分をちょっと反省☆
持ち手が多少太く見えるようになってもいいから、
ちょっとゆとりのあるサイズにカットして、
「くるむ」のではなく、「はさむ」にするか、
ピシッとアイロンがかかっている状態で、
さっとくるんでさっと縫った方が、
早くて仕上がりも良かったかもしれないと思います。
内側はこんな感じ。
ポケット3つを小花柄で作り、
共布を貼った底板も入れています。
バッグやポーチの内布が濃い色だと、
中が暗くて見づらいので好きではないのですが、
これは花柄の部分の面積が大きいので、
覗いた時に明るくて、内側も気に入っています。
接着芯を貼った表生地と違って、
内布は洗濯で多少しわが出てしまいましたが、
見やすくするために明度を上げているこの写真と違って、
濃い色なので、肉眼で見た時には
それほど目立ちません。
ついでに、アイロンでつけられるタグも付けてみました。
かつてはタグに殆ど興味がなかったのですが、
アイロンでつけられるタグは、
出来上がった後からでもつけられて、すごく便利。やり直しがきかない一発勝負の緊張感はありますが。笑
今回も、ブルーではなく色が淡いのと、柄との兼ね合いで位置が取りづらくて、
つけようかどうしようか迷いましたが、結果、なかなか気に入っています。
反対側は元のままで、どちらも楽しめるしね。
アップにすると、こんなタグです。

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アップにすると、こんなタグです。
ちなみに口の縫い目がちょっと目立つのは、
下糸を内布のブルー、上糸を白で縫ったから。
色々試してみたいタイプ。笑
結果、内側に縫い目が目立っても、
糸は表地に合わせた方がいいんだな、と。
これは色にもよるのかもしれませんね。
単純作業をこなす感覚の時には、
些細な糸替えの手間も省いてしまったりするのに、
ちょっと新しい、変わったことは、
この一部分を縫うためだけに、下糸だけ変える、
なんて面倒なこともやってみたりする。
(で、ちょっと失敗だったり。笑)
そんな私が、よく編み物やお裁縫で
何かを完成するまで作れるようになったなあ、と思います。
生まれつきの性質が、超速テンポなので、
子供の頃は手芸のように根気のいることが、
全然できませんでした。
ともあれ、そんなに目立たず持ち手を直せたので、
近くのスーパーに行くくらいなら、
またこれから何年か使えそうで嬉しい。
やっぱりこのバッグ、大好きです。
ただ、直してから先月まで2か月ほど使ったら、
暑い時期だったし、気を付けていても、
もううっすら持ち手に汚れが。
布の持ち手って、本当に痛みやすいんだなあ💦
当たり前だけど、普通の綿生地だし、
市販のナイロンや合皮の持ち手と全然違いますね。
バッグを作る時には、
これくらい小さな普段使いのバッグでも、
持ち手を頻繁に触らないように、
ショルダー紐もある方がいいなと痛感しています。
◇共生地を使ったエプロンドレスの記事、アップしました。

ロイヤルブルーのスリット入りエプロンドレス
キャミワンピ型エプロンドレス2枚目。1枚目よりエプロンらしいデザインで、裾スリットや花柄見返しなども。
#7月のSewing works4
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